朝から強風で野鳥撮影はあきらめ
シバザクラでも見に行こうと
太田八王子山公園へ行った
が、全然期待したものではなく
ガッカリして、どうしようか?
かねてから行ってみたかった宇都宮の
芳村野鳥自然博物館に行ってみることに。
八王子山公園
太田北部運動公園
シバザクラ
なんだこりゃ
全然ダメじゃん
ガッカリ
気を取り直して
宇都宮へ向かうため
国道293に向かう
1時間40分ほどで到着
遠い
恐竜が目印
入り口
館内に入ると
受付で1000円払い
記名して入館
すぐに芳村館長が
直々に説明してくれた
750体もの剥製が展示されている
58年前から
剥製を集め始めたそうだ
日本では剥製は奇異の目で見られ
評価は低く、剥製師の数も少ない
栃木県では2名いた剥製師も
今では一人もいないらしい
海外に目を向けると
剥製は美術品として
評価が高く
技術力も高いのだろう
剥製と言うと
日本人はとかく気味悪がるが
仏教的な考えから来てるのだろうか
つっつピーも飼っていた小鳥が死んだとき
剥製化を考えたが
家族からかわいそうだと反対された
このヤマセミなんか
まるで生きてるようだが
世界の野鳥の剥製もある
芳村館長は世界各国を回り
世界と日本との温度差を感じ
それでその啓蒙と
子供たちに生物多様性について
学んでもらいたくて
ここを立ち上げた
このジオラマも
館長自ら3か月をかけて
制作したそうだ
死体だと思うから恐いのだろう
美術品としてみると
すばらしい
鳥の巣もある
でかい鳥の剥製
身近な鳥から
つっつピーがまだ見たことのない鳥まで
たくさんある
剥製で見た方が
図鑑で見るよりも
特徴がよくわかるような気がする
剥製にする死体は
鮮度が悪いとダメだそうで
死後かなり経っていると
良くないそうだ
死後すぐに冷やして
冷凍するのがいいそうだ
鉄砲や罠で傷ついた個体も
良くないそうである
ヒタキ軍団
剥製講座や剥製学校なども
あるようだが
そこの出身者で
剥製師になった人はいないそうだ
迫力のヒグマ
鳥や動物の剥製だけでなく
チョウなどの昆虫の標本もある
メキシコの
フクロウチョウ
ツキノワグマもリアルそのもの
一番苦労するのが
剥製の目だそうで
国内では制作しているところもなく
海外製がほとんどらしい
二階は図書室になっていた
たくさんの図鑑や資料があって
一日中こもって勉強できる
北海道の自然誌
死んだ動物の死体の皮をはぎ
内臓、筋肉などを取り出すとか聞くと
日本ではとかく残酷なイメージがあり
剥製を作るために生き物を殺すと勘違いしている人もいる
剥製師が殺すわけではないのだが。
今一番多いのが買っていたペットが死んだときに
剥製の依頼をしてくる人が多いそうだ。
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