満潮になると皆、杭や堤防で休みを取るので
そちらに行ってみた。
コンクリートの防波堤に
鳥が集まってる
一旦海浜公園に戻って
堤防の方へ歩かなければならない
ウミネコとミヤコドリだ
手前の汚い灰色のは
ウミネコの幼鳥だ
のんびり休んでいる
ウもいる
人間がここまで来れないのを
知っているのか、平気な顔をしてる
ここまで特徴的だと
すぐにわかって嬉しい
ミヤコドリ
隣には小型の鳥の一団
ミユビシギの群れのようだ
いっぱいいる
ほとんどミユビシギのようだ
アザラシのように
這いつくばって寝ている
ミヤコドリもくつろいでいる
赤い目をしている
何だかかわいいなぁ
時折立ち上がり
フラフラするものもいる
一羽一羽見ても
個体差があって
一羽一羽別々に居たら
果たしてすぐに判別できるだろうか
ミヤコドリだけはすぐわかる
いくらかざわついてきたな
満潮時刻が過ぎて
これから潮が引いていく
分かりにくいだろうが
右の方にお腹が黒いのがいるが
それがハマシギだ
まだ夏羽の名残があるのだろう
おっ、カラフルな奴が来た
ハマシギとクロス
キョウジョシギだ
キョウジョシギ、ハマシギ
右端の小さいのが
おそらくトウネンだろう
ハマシギより二回りくらい小さい
こうやって並んで大きさの違いがわかると
判別も多少は楽になるのだが…
今度はミユビシギと一緒の
キョウジョシギ
キョウジョシギ、ミユビシギ
ハマシギと特徴がわかりやすい
ハマシギはお腹が黒く
クチバシがやや下向きで長い
だが完全に冬羽化すると
ミユビシギと見分けにくくなるだろう
そろそろ引きが始まるのだが
まだまだのんびりしてる
堤防から見る東京湾
さてさて、最後の難問
尻を上下しての登場
イソシギか?
でも胸の白い切れ込みがない
動きは完全にイソシギだが
幼鳥なのか?
標識がついてる
Aの28番さんだ
果たしてイソシギに
標識なんてつけるんだろうか?
他のシギも考えてみなければ
ここで考えてみると
脚が黄色っぽい
白い眉斑に黒い過眼線が黒いが
後頭部付近までは伸びていない
そしてクチバシだ
クチバシ基部が黄色っぽく
先端が真っ黒だ
従ってイソシギではなく
キアシシギの幼鳥と判断する
んー、難しいが多分といったところか
波が引いてきたがなかなか
干潟に降りてこないなぁ
ネットに止まるオバシギ
こちらはオオソリハシシギ
タンカーだろう
大型船が時折通過する
京浜コンビナートだ
流木もたくさん流れ着く
清掃が大変だ
ご苦労様
何だかいつもより
汐の引きが遅い
前に来たときはもっとスムースに
引いて行って、あっという間に
干潟が出来たが
今日は2時間近くたっても
ほとんど引かない
ようやくオオソリハシシギが
一羽だけ降りてきて
様子を伺ってる
優雅に独り歩き
波打ち際にハマシギが一羽やって来た
しかしこの一羽だけである
後はサッパリ来ない
他のアマチュアたちは
日陰に引っ込んで休んでる
仕方がない
コロナ禍でのんびりしてて
満員電車に巻き込まれたくないので
昼近くに引き上げた
シギチの記事は全く時間がかかるし疲れる
長靴は成果があるが、日差しがあると足が猛烈に暑くなる
折りたたんでコンパクトになるといっても
一眼レフと望遠レンズを持ってきたら
荷物が二つになってしまい面倒だ
で、この日はP1000を持参したので
写りにおいてコントラストが甘くなっている。