2017年3月30日木曜日

見栄っ張り

自分の性格を考えるに
あきっぽい、気が短い、すぐあきらめる、
臆病、変なところでプライドが高い、
そして見栄っ張り。

人間誰しも多かれ少なかれ
どれも持ち合わせているでしょうが
何かを始めようとするときに
いつもこいつらが邪魔をします。

野鳥撮影を始めるときも
何を揃えていいのか、
こんな機材で撮影してて恥ずかしくないのかとか
高級一眼レフと単焦点大砲レンズに
高級三脚&雲台、いっぱしのジャケットとか。
そういうものが揃ってないと馬鹿にされるんじゃないかとか…。

最初始めたときも
何となくコンデジを隠しぎみに持ち歩いていました。

初めて多々良沼に行ったときも
白鳥撮影のカメラマンたちと距離を置いて
何となく隠れるように撮影してました。

馬鹿にされないか?
話しかけられてカメラ機材の話になったら
どうしよう😖💧ついていけないとか
今思うとナンだかなぁと。

ですが正直、つい最近までそうでした。

それがどうでもいいことだと
ある意味憑き物が取れたように感じたのは
昨年の暮れのこと。

年末大晦日、カワセミとエナガのコラボを撮影してたときに
犬と散歩している若い女性が
つっつピーが撮影している近くで
エナガをスマホで撮影しているのです。

そして撮った画像を見てにっこり笑ってる。
それを見ながら、そっかぁ、
別にスマホで撮ったっていいんだよなぁ~。
そう思ったらなんとなく
それまで自分の腕が悪いくせに
うまく撮影できないと機材のせいにしたり
勉強不足の自分を正当化しようとしたり。

そうなんだよねぇ、別に可愛い小鳥の写真を
自分の満足のいくように撮れればいいじゃん。
コンパクトデジカメだってなんだって
恥ずかしがるこたぁねえんだわ。

それ以来、堂々とP900を胸に下げて
フィールドを歩き回っています。

先日取り上げた蛭子能収氏も
人生にプライドはあまり必要ではないと
言っていましたが、確かにそうかもしれません。

これからの人生、余計なプライドは
持たないように生きていきたいと思います。

だってそれがいままでやりたかったことの
邪魔をしていたのだから。

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